いままでのこと5
2019年1月の主な症状
新年を迎えて1週間程経った頃。
両親がインフルエンザにかかった。栄養あるものをと思い、野菜がたくさん入った温まるスープを作り、自分もそれを食べていた。
それを2週間ほど続けたところ、体温が36.5℃になった。
1週間でまた微熱に戻ってしまったが、食生活を改善することがいかに大事かよくわかった。
微熱にはなったものの、37度を超えることが少なくなった。(おそらく皮膚感染症の抗生物質を飲みはじめたのが戻った原因だと思う)
それからは野菜をたくさん食べるように心がけた。
漢方の先生曰く、冷たいものや生ものは胃腸に負担をかけてしまうので、加熱した野菜を摂るのがいいとのこと。(特に葉物野菜)
あと、たまたま薬局に行くとコエンザイムQ10と書いてあるサプリが半額に下がっていたので試しに買って飲み始めることにした。
(なお、このサプリには還元型とは表記されていなかったので効果があったのかはわからない。)
同時にビオフェルミンとマルチビタミンのサプリも服用していた。
嫌な症状としては、筋肉がよく痙攣するようになった。
先月から症状は少しあったが、明らかにひどくなっていた。至る所でピクピク。ふくらはぎや太もも、腕、足の裏…。数時間ごとの間隔で痙攣していた。
神経に異常をきたしているのでは?と心配になり、1月末に神経内科に診療にかかったが、
「特に異常はない、様子見」という診断のみ。
また、この頃は切れ痔・いぼ痔の症状もひどく出血していた。だが、CFSの症状ではないのでここでは詳しく書かない。
2019年2月の症状
皮膚感染症の薬を飲み始めてから2週間経った頃に微熱だけでなく、耳の痛みも出てきた。現在もある耳下腺?のリンパの痛み。
そしてその薬は肝臓に負担がかかるらしく、サプリメントの服用を中止することにした。
(現在も飲んでいるので5月もサプリ服用をしていない)
そして、陰虚の症状も悪化し、脇汗をかくように。体の潤いが不足しているため喉も乾燥していた。
冬の気温にもかかわらず、火照りもあるので麦味参顆粒という以前飲んでいた漢方をまた飲むことにした。この漢方は陰虚に効果があり、火照りや乾燥といった症状を緩和してくれる。
すると、脇汗も止まり、朝起きたときの喉の痛みもおさまった。この漢方をまた1ヶ月服用した。
さらには生理の時にいつもの生理痛(主に腹痛)に加え太ももから膝にかけて疼痛がするようになった。
実は、CFSの症状の一つである「脚の筋肉痛」は熱が出始める1ヶ月前からあったのでその頃から生理の時は脚が痛くなっていたのだが、明らかに疼痛がひどくなっていた。
重い腹痛の方がまだマシだと思えるほどの痛み。
今まで8月から12月までの4ヶ月間、ホルモンバランスを整える漢方を飲んでいたのでもしかしたらこの疼痛を緩和してくれていたのかもしれない。
脚のヨガ(マッサージ)をするとある程度和らいだので血流の問題もあるのか?と今は考えている。
いままでのこと4
猛暑で毎日朦朧と生活している中、ツイッターでいろいろと調べていると
「漢方は医者よりも漢方薬局の薬剤師の方が詳しい」
というツイートが目に入ったので、2018年8月末、漢方薬局で漢方を処方してもらうことにした。
診断の結果、自律神経失調症と診断された。
慢性疲労症候群のことを伝えたが、この結果だった。
漢方薬局で処方された漢方
- 麦味参顆粒(微熱を下げる)
- 忘れた(自律神経を整える)
- 逍遥散(エネルギーをつける)
これらを8月末から年末の4ヶ月間飲み続けた。
服用して10日で耳下のリンパの痛みが良くなったし熱も少し下がっていたが、はじめの頃だけだった。
2018年10月〜12月の症状
月に2万円もする漢方を飲み続けるも、リンパの痛み以外良くならず。
10月に入ってからヨガをはじめた。
ヨガといっても、寝たままできるものや、初心者向けの簡単なヨガだ。自律神経を整えるヨガをやってみると、頭がスッキリして閉塞感が少し良くなった。数年前からある、ストレートネックによる肩こり・首こりもヨガでだいぶ楽になった。
そして、この時期には耳の不調がひどくなった
耳の詰まりは以前からあったが、それに加えて聴覚過敏になった。少しの音にも鼓膜が震えて痛み、なんてことない生活音で耳がビクッとしていた。(今は回復している)
11月になると、耳の詰まりがより一層ひどくなり、鼻から吸って口から吐く腹式呼吸をするたびに耳がボッボッと音を立てるのでヨガができなくなってしまった。
耳鼻科で聴力検査をするも異常なし。
片田舎の病院じゃこういった症状は治療できないのか。
12月からは頭の違和感・閉塞感が強くなった。
頭だけでなく、こめかみ付近や、鼻のところにまで変な違和を感じるように。
それと、火照りや口の渇きもするようになった
水を飲んでも飲んでもずっと喉が渇く感じ
漢方薬局に相談すると、「陰虚発熱にもなっている」と言われた。
陰虚というのは、体が潤い不足になっている状態のこと。
私の場合、熱が長い間出ているせいで体の潤いがどんどん失われ、陰虚内熱になったと思われる。
いままでのこと3
2018年5月、いままでで一番調子が良かった月だと思う
2018年5月の主な症状
十全大補湯を服用して1ヶ月。この漢方のおかげなのか熱が落ち着き、朝測ると36.4℃の日もあった。午後になるにつれ上がっていくが、少しだけでも調子が良いと嬉しかった。
おりものも落ち着き、ほとんど出ていなかった
「この調子だと1年以内には治るな〜」なんて、そう思っていた。
ここから記憶が曖昧なのだが、胃の不快感と眠りが浅くなることを先生に話すと、「合っていないんじゃないか」と言われ、十全大補湯を飲むのをやめた。
そして、
2018年6月に37.5℃の熱が出た
それ以来体調は元通り。また悪くなった。
当時はわからなかったが、今思うと十全大補湯の服用をやめたのが原因だったのかもしれない
柴胡桂枝乾姜湯は飲み続けていたが、熱が下がる兆しはなかった。
この頃から耳の下のリンパが痛むようになった。おそらく熱でリンパが腫れているんだろう。
地球温暖化のせいで異常気象なので、6月下旬にもなると気温は一気に夏日になる。
気温が上がるにつれ、体にもっと熱がこもり、火照りも体温も悪化していった。
私がいつまでたっても良くならないから、先生が本当にうつ病なのか疑問に思い色々と調べてくれたみたいで。確かこのくらいの時期に
「慢性疲労症候群ってやつかもしれないね」
と言われた。やっと少し進歩した気がした。
そもそも先生がこの病気を理解してくれて良かったな、と。
そのときに黄連解毒湯という漢方を処方された。
この漢方は熱止めや炎症に効果があるもの。
飲んでみたが、火照りがもっと強くなった気がしたので1週間程度で飲むのを中止した。
7〜8月は毎日37.5℃以上出ていた。
冷房が効いている部屋でずっと寝ている毎日だった。リンパの痛みも強く、顔をずっとしかめていた記憶がある。また、脇汗と頭皮汗がすごかった。頭皮汗はこの病気特有なのだろうか。
いままでのこと2
2018年1月〜3月頃の症状
2018年1月から心療内科へ通うことになった。(詳しく言うと2017年12月下旬)
今までの症状をこと細かく話すが、
診断は「うつ病」で終わった。
この時にきちんと「内科で慢性疲労症候群の可能性があると言われた」と話しておくべきだったなぁ、と後悔している。
自分がうつ病だという自覚が全くないし、絶対にそうじゃない気がしたから治療法をどうするかたずねられた時に「漢方がいい」と言った。
無駄に効果がない薬は飲みたくなかったから
まずはじめに出された漢方は、不安や不眠に効くとされる、酸棗仁湯というものだった。
しかし、味がものすごく不味く具合が悪化したので飲むのをやめた。
この後も数種類ほど漢方を処方されたが、
全て自分の症状(微熱や疲労感)に作用があるものたちではなかったので効果が無かった。
そして2月。先生に「熱を下げる漢方がほしい」と頼んだところ
柴胡桂枝乾姜湯を処方された。
これが自分に合っていたのか、少し体調が良くなった。
この頃から「口内炎」も出来るようになった。
今も続いており、熱が下がると良くなるし体に熱がこもっていると翌日出来ていたりするので、これもこの病気特有の疲労熱が原因だと思う。
「生理前の不正出血」については、
ホルモンバランスの乱れやストレスによるものだと思う、と婦人科で言われた。この症状は3.4月頃に改善された。
ここからはあまり体調に変化はなく、漢方の効き目を待つしかなかった。
疲労倦怠に効果があり、体力を底上げしてくれる。
はじめに飲んだ感想・体の調子は
- すごく不味い
- 胃に不快感がある
- 眠りが浅くなる
などで、いい感じはしなかったが、服用して10日間ほどで疲れが少し取れたような気がした。
十全大補湯は1〜2ヶ月ほど続けた。
(この時期の記憶があまり残ってなくてうろ覚え)
いままでのこと
2017年の8月末、寒気とともに38℃の熱が出た
実家に帰省中だった
大学1年の夏休みだったので昼夜逆転の生活を1ヶ月送っていた、おそらくそれが一番の原因だと思う。
バセドウ病のような症状だったため、はじめは甲状腺疾患を疑った。なので、1週間後に甲状腺科に行き血液検査と超音波検査をしてもらったが異常はみられなかった。
「なんだろう」と不安に思いながらも、夏休みは9月半ばまでだったのでアパートに戻り大学が始まるまで安静に過ごしていた。
2017年9月の主な症状は、
- 朝から夜にかけて上がる体温(36.4〜37.0)
- 着替えなくてはならないほどの寝汗
- 倦怠感
- 生理前の不正出血(ほんの少し)
などで、自律神経失調症のような症状だった。
まだこの時点ではまだ慢性疲労症候群の症状は見られず、頑張れば学校にも行けていた。
ところが10月に近づくにつれ、体調が悪化していく
2017年10月〜12月の主な症状
まさに慢性疲労症候群の症状。
あとは目の周りがよくピクピクと痙攣していた
特にこの時期はまず「関節痛」がひどかった。
肘、股関節、膝・・・どこもかしこも関節が痛くて、指のこわばり・痛みも凄かった。
全身が痛くて動けない状態。
顔面痛もひどく、本当に辛かった
内科ではリウマチを疑われ血液検査もした。
つぎに「咽頭痛」
当時は扁桃腺が腫れてるのかな?と思うくらい喉の痛みが強かった。
11月に咽頭科に行き、診てもらったが
「少し赤いけど正常範囲内なので大丈夫」
と言われるだけだった。
今はその頃より痛みは減ったが、病院で喉を見られる時があると「赤いね」と言われる。
そして「黄色・黄緑色のおりもの」
色があり、臭いがあるおりものが大量に出た。
おりものシートどころか、夜用の大きいナプキンを付けなくてはならないほどの量が出ていた
何度婦人科に行って検査しても「特に異常なし」
最近知ったことだけど、漢方薬局の先生曰く
「熱や炎症があるとおりものが黄色くなる」
と、おっしゃっていたので熱が原因だと思う。
この症状は今でも続いてる。だけどおりものの量はかなり減った。
さいごに「37.5℃以上の熱」
家で測るとここまで高くないのに、なぜか病院で測るとこのくらい熱が出ていた。
内科では「カロナール」を処方される。
↪︎熱は下がらず。無駄に飲んだだけだった
背中が燃えるような感覚。これに加え疲労感と倦怠感で体がものすごく重かった。
現在は37℃前半で抑えられている。
のちに飲む、柴胡桂枝乾姜湯のおがけかも
全身痛や関節痛は今はもう改善され、
痛みに苦しむことはなくなった。
筋肉痛も少し回復し、何もしていない分には痛くなくなった。(でも少し運動しただけで筋肉痛になる)
残りの症状については、今も継続してあり、どれもあまり回復していないのでここでは詳しく書かない。
これまで血液検査を何度もし、CTも撮ったが依然として異常が見つからなかった。
そして2017年12月の内科で担当医に
「これが半年続くようであれば、慢性疲労症候群とかかな…?」
と言われ、ここではじめて慢性疲労症候群という病名を知ることになる。
その先生がもう病院をやめるらしく、この病について詳しく聞くことはできなかった。
関節痛があったので膠原病内科の先生に代わりに担当してもらうことに。
新しい担当医にこのことを話すも、「わからない」と言われてしまい悲しかった。
また再度血液検査をするも、異常なし
「精神面に問題があるのかも」
と先生は判断し、心療内科の紹介状を書いてくれた。
これを機に内科から心療内科へ行くことになる。